限られたキッチンスペースを効率的に片づけて使いやすく
~How to choose a Kitchen storage~

キッチンは、家電・小物・食器など色々なものにあふれ、
収納に困ってしまうことが多い場所です。
スッキリさせるには、まず家事の動線を意識して、

どこに何を収納したいかを押さえること。
そして収納アイテムをかしこく選ぶことで、
限られたキッチンスペースをぐっと効率的に使って、

きれいに片づけることができるんです。
キッチン収納の選び方を知って、快適なキッチンスペースをつくりましょう♪

■レンジボード

食器や食材だけでなくキッチン家電も収納したいなら、レンジボードがおすすめ。

とくに「スライドレール付き」は炊飯器や電気ケトルの収納にぴったりです。
引き出す形になっていることで、キッチン家電から発する熱や水蒸気を逃がし、
また家電の開閉など操作もしやすくなっています。

選ぶポイントはサイズと収納力

収納したい家電や雑貨がどれくらいあるかを確認しましょう。
場所をとりたくない方は省スペースのレンジボード、
収納したいものが多い方は収納力重視の大きめのレンジボードを選びましょう。

省スペースタイプ(幅~45㎝)スリムタイプ(幅55~80㎝)
小型のレンジや炊飯器を収納できます。お部屋が狭い方やあまり場所を取らずに収納スペースを増やしたい方におすすめです。
レンジだけでなく、トースターや炊飯器、食器などを収納できるものが多く揃っています。家電1~2個を収納したい方へおすすめ。
収納力重視(幅90~120㎝)コンセント付き
家電と食器の収納スペースが十分に確保されているものが多く、収納力重視でたっぷりと収納したい方におすすめです。
レンジや炊飯器、電気ケトルなどのキッチン家電を収納する場合は、レンジボードにコンセント口が付いているタイプがおすすめです。後ろにコードを通す手間がいらないため、スムーズに抜き差しできます。

■食器棚

食器類を取り出しやすく収納し、ホコリから守るのに適した収納家具です。

ガラス越しに見える食器は、キッチンに開放感を与えてくれますね。
カトラリーを収納するのに便利な引き出しが付いたものや、
隙間に入るスリムなものなど様々な種類があります。
サイズも豊富なので、おうちにぴったりなものを選んでいきましょう。

選ぶポイントは高さ

食器棚は基本的に、背が高いほど収納力があがりますが、
低いタイプは作業台として使えるメリットがあります。
使う人の身長や、ライフスタイルを考慮しながら吟味してみてください。
まずは食器棚を置くスペースをどれくらい確保できるか確認しましょう。
また、収納したい食器の種類や数もご家庭によってさまざまです。
食器がこれから増えていく可能性や、
どう収納したいのかも想像しておくとよいでしょう。
頻繁に買い替えるものではないので、少し余裕のあるサイズを選ぶと安心ですね。

ロータイプハイタイプ
圧迫感がないので、食器が少ない人におすすめです。また、背が低いので作業台としても使用ができます。
上棚も使えるので収納力に優れています。人数が多いご家庭におすすめです。
スリムタイプ
省スペースの収納に最適。背の高いものを選べばたくさん収納できます。

■キッチンカウンター

料理をする時の補助スペースや、物置き台にもなるキッチン収納家具です。

モノであふれがちな台所をスッキリさせたい、調理スペースを広げたい、
料理中に食材を置く場所を確保したい…など、
ご希望にあわせて活用方法は自由自在。
保存食品や飲料など、備蓄品の収納スペースとしても使えます。
キッチンの作業スペースが狭いとお困りの方はぜひご検討ください

選ぶポイントは使う場面に応じた機能

まずは収納したいもの、
作業台でしたいことや置きたいものを具体的にイメージしてみましょう。
炊飯器や電気ケトルなど、家電を収納したい場合は、
コンセント付を選ぶと便利です。
また、移動に便利なキャスター付きは、作業スペースを確保する際、
使い勝手のよい作業動線を考えて配置しやすいというメリットも。
利用イメージにあった特徴を備えているか、機能面に注目して選んでくださいね。

キッチンカウンターに便利な付属機能

コンセント付きキャスター付き
調理時に作業台として活用する場合、キッチン家電を使うことを想定してコンセント付きのものを選ぶと便利です。
使いたい場所に転がしていける可動式をお望みなら、キャスター付きを選びましょう。

おうち時間が増えたことで、家でお料理をする方も増えたのではないでしょうか?
毎日使う場所だからこそ、快適に使いやすくしたい!
次回はキッチン収納の選びかたPart2をお届けいたします。お楽しみに!